公式携帯サイト制作契約書 - 契約書作成事務所

公式携帯サイト制作契約

公式携帯サイトを外部委託会社に制作してもらう際に締結する契約書が「公式携帯サイト制作契約書」です。

公式携帯サイトを開設する為には、docomoやau、Softbank等の各携帯キャリアの審査が必要であり、この各携帯キャリアへの申請代行まで制作会社が行う場合があります。

【契約当事者】

公式携帯サイトの制作を委託する側と請負う側での契約。

公式携帯サイト制作契約の趣旨・内容及びポイント等は以下のとおりです。

【趣旨】

公式携帯サイトの制作及びその他公式携帯サイトの開設にあたり必要な業務を制作会社に委託する。

制作委託者は、公式携帯サイト制作等に関する対価を制作会社に支払う。開設後の運営等にも制作会社が協力する場合、公式携帯サイトから生じる収益を分配（レベニューシェア）する形で対価を支払うという場合もある。

【請負う業務の範囲】

公式携帯サイト開設にあたり、サイト制作以外に制作会社が行う業務を明確にする（各携帯キャリアへの申請、キャンペーンサイトの制作、公式携帯サイト制作後の更新・保守等）。

公式携帯サイト制作後に新たにコンテンツを制作する必要が生じた場合の費用や対応について。

【各携帯キャリアへの申請】

各携帯キャリアへの申請の結果、公式サイト化が望めない状態となった場合の対応を契約書において明確にする（「勝手サイト」として継続して制作を進める等）。

【運営者権利】

公式携帯サイト運営者としての権利・・・CP等の権利を委託者又は制作会社のどちらが取得するかを明確にする。尚、本来委託者が権利を取得することが後々のことを考慮すると望ましい。

【対価の支払い】

公式携帯サイト制作に関する対価の支払いを、どのようにするかを契約書上で明確にする（一括で支払う、2回に分けて支払う、収益分配型にする等）。

【著作権】

制作するサイト（キャンペーンサイトを制作する場合はそれも含む）に関する、著作権及びその他知的財産権等の権利が帰属するのは委託者、又は制作者のどちらかのかを明確にする。

公式携帯サイト制作にあたり、委託者から制作者に画像等の素材提供があった場合に、それら素材を制作者が加工してもよいことを予め契約書上で明記する。

公式携帯サイト制作契約の概ねの趣旨及びポイント等は、一般的に上記のような形となります。

公式携帯サイト制作は、各携帯キャリアの審査の結果によっては、公式サイト化できない場合があるというリスクがあるため、仮に制作会社が申請代行まで行う場合、その結果如何によっては対価金額が変動する場合がある。

【携帯公式サイト制作契約書の当事務所対応実績例の一部】

有名ファッション雑誌の公式携帯サイトの制作及び運営
地域情報に関する公式携帯サイトの制作及び運営
スピリチュアル系タレントの公式携帯サイトの制作及び運営
有名韓流タレントの公式携帯サイトの制作及び運営

・・・etc

公式携帯サイト制作契約書

株式会社○○○○（以下「甲」という）と○○○○株式会社（以下「乙」という）は、第2条に定めるサイトの開設に伴う業務について次のとおり契約を締結する（以下「本契約」という）。

第1条（契約の目的）
1甲は、第2条に定めるサイト（以下「本サイト」という）を開設するための制作開発及び開設に伴う各携帯キャリアへの申請代行業務等第3条に定める業務を乙に委託し、乙はこれを受託する。
2)甲は乙に対し、乙が本契約に基づき履行する本サイトの開設に伴う制作開発業務及び各携帯キャリアへの申請代行業務に関する対価を、第11条の定めに従い支払うものとする。

第2条（本サイトの表示）
本契約により乙が制作開発する本サイトとは、以下の内容のサイトをいう。
　名称　　モバイル○○○○（仮称）
　プラットフォーム　公式携帯サイト
　対応予定キャリア NTT docomo、au、SoftBank

第3条（乙が行う業務）
1)本契約に基づき乙が履行するべき業務は以下のとおりとする。
　　①本サイト対応予定キャリアへの申請代行業務
　　②本サイト制作開発業務
　　③別途甲乙協議の上で合意した業務
2)本サイトの開設に関する最終決定権は原則として甲にあるものとするが、甲はこの権利を濫用してはならず、甲乙協議の上で双方合意した内容を十分に尊重するものとする。
3)甲及び乙は、本サイトの開設に必要な事項に関して相手方に協議を求めることができるものとし、協議を求められた当事者は正当な理由なくこれを拒否してはならない。

第4条（対応予定キャリアへの申請代行業務）
　　　　以下、続く・・・・

【収入印紙】

公式携帯制作契約書は、概ね請負契約（印紙税法上の2号文書）に基本的に該当します。

この場合、請負対価金額に応じて収入印紙金額が異なってきます。

但し、レベニューシェア方式による対価支払い等により契約書面に明確な対価金額が記載されていない場合で、且つ、契約期間が3か月以上になるなら継続的取引の基本となる契約書（印紙税法上の7号文書）となり、この場合は、1律で収入印紙金額は4000円となります。

長年SEとしてIT業界に携わった実績と経験をもつ弁理士・行政書士による契約書対応

【公式携帯サイト制作契約書の作成代行】

	料金	納期目安	成果物
契約書の作成	50,000円（税別）	３営業日	契約書データ

※納品させて頂く契約書データはお客様が編集可能なWordファイルとなります

【公式携帯サイト制作契約書の修正・チェック】

	料金	納期目安	成果物
契約書等チェック修正対応	1ページにつきおよそ5,000円（税別）	2営業日程度	リーガルチェック対応後の契約書データ

※納品させて頂く契約書データはお客様が編集可能なWordファイルとなります

【公式携帯サイト制作契約書の雛形提供】

	料金	納期目安
契約書等雛型提供	8,000円（税別）.	翌営業日

※雛形提供をご希望の方は、お問い合わせフォームを通じて、お問い合わせ内容にご希望の契約書雛形名をご記載の上で当事務所までご連絡願います。
※カスタマイズをご要望される場合は、作業分量に応じて別途費用が掛かります。
※お客様より特にご指定がない場合はWordファイルで提供致します。
　（PDF、テキスト、書面等による提供はご要望に応じて対応致します）

<補足>
公式携帯サイト制作契約の事案や難易度により料金が増減したり納期にお時間を頂く場合がございます。そのため、ご依頼頂く前に、お客様からヒヤリング等を行った上で御見積書をご提示致します。

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公式携帯サイト制作契約について、質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。