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出版(電子出版含む)契約書 - 契約書作成事務所

概要

 
      

 
 
 
 
 

出版契約

 
 

 
 
 
 
 
 
 
漫画家・小説家等の作家が制作した作品を出版・販売することのできる権利について締結される契約書が「出版契約書」です。
 
 
Amazonが提供するサービス「キンドル」やiPad等による電子書籍での出版を想定したうえで契約を締結することが将来的にも望ましいと考えます。
 
 
 
 
 

契約の趣旨及び内容

 
 
 
 
 
出版契約における概要・ポイント等は以下のとおりです。
 
 
 
 
【契約概要】
 
 

  • 作品の著作者(作家)は、発行者に対して出版権等の作品を出版・販売することができる権利を許諾・設定する
  • 発行者は、作品の出版・販売を許諾された対価として原稿料や発行部数に応じた印税等を著作者(作家)に支払う

 
 
 
【契約におけるポイント】
 
 

  • 権利許諾対象の作品を明確に特定する。
  • 出版することができるのは、紙媒体による出版のみなのか、電子出版やオンデマンド出版等の電子書籍も可能なのかを明記する
  • 対象作品の二次的利用(ゲーム化・映画化・翻訳版)等が可能であるのか。可能な場合、制作された二次的作品に関する著作者(作家)の権利はどのようにするのか。
  • 原稿料の支払いの有無。支払う場合、どのような計算方法により原稿料を算出するのか、また支払いタイミングをどのようにするのか等を明確にする
  • 印税を支払う場合はその割合。概ね、発行部数に応じた割合となる。電子出版の場合は、入金ベースで印税を計算することが多い。
  • 発行者は、対象作品の原稿受領後、いつまでに出版を行うのかを明確にする場合が多い。
  • 契約終了後の出版・販売についての取り決め。

 
 
 
 
契約の概要やポイントは上のような感じです。
 
やはり、近年の状況を考えると、電子出版も含めて出版が可能なのかどうか等、出版の範囲を明確にするべきかと思います。
 
 
また、原稿料・印税については、著作者(作家)から見てもわかるように、できるだけわかりやすい記載でその算出・支払い方法等を記載するべきと考えます。
 
 
 
 
 
 
 
 

 


 
 
 
【出版契約書の当事務所対応実績例の一部】
 

  • アイドルグループの小冊子の出版契約
  • 出版権の内容一部変更に関する覚書(電子出版に関する権限を独占から非独占に変更する覚書)
  • 出版権の譲渡に関する覚書
  • 小説の出版契約
  • 漫画の出版契約
  • スポーツを題材とした小説の出版契約
  • 原作・作画形式の漫画に関する出版契約
  • 電子書籍の出版のみを目的とする出版契約

 
 
・・・etc

 

 
 
 

契約書式サンプル

 
 
 
 
 


出版契約書




作家○○○○(以下「甲」という)と株式会社○○○(以下「乙」という)は、甲が執筆した別紙目録記載の著作物(以下「本作品」という)に係る出版に関し、次の通り契約を締結する(以下「本契約」という)。



第1条(出版許諾)
1)甲は乙に対し、本作品に関して全世界において印刷媒体を用いた出版物として複製し、販売すること(以下「出版」という。オンデマンド出版・電子出版も出版に含まれる。発行された出版物を以下「本出版物」という)を独占的に許諾する。
2)甲は、前項の利用に関し、乙が第三者に対し再許諾することができることを承諾する。その場合の利用料等の条件は甲乙別途協議の上定めるものとする。


第2条(本契約地域)
 本契約地域は日本を含む全世界とする。


第3条(その他の複製等への利用許諾および第三者への許諾)
1)甲は乙に対し、本作品に関し全世界において、第2項以下に掲げる様態による利用を独占的に許諾する。
2)以下の各号に掲げる方法により、本件作品の全部または一部を電子的に利用すること(以下「電子出版」という)。

 ①CD-ROM、メモリーカード等の電子媒体(将来開発されるいかなる有形的電子媒体をも含む)に記録したパッケージ出版物として複製し、翻案し、販売すること
 ②インターネット等を利用し公衆に送信すること(本作品のデータをダウンロード配信することおよびホームページに掲載し閲覧させることを含む)
 ③データベースに格納し検索・閲覧に供すること
なお上記電子的利用においては、自動音声読み上げ機能による音声化利用を含むものとする。


    以下、続く・・・・

 
 
【収入印紙】
出版契約書は、書籍という著作物の利用許諾契約(無体財産権の利用許諾契約)になりますので、収入印紙を貼る必要のない契約書(非課税文書)となります。

 
 

 
 
 

サービス料金

 
 
 
 
 
 
【出版契約書の作成代行】

  料金 納期目安 成果物
契約書の作成 50,000円(税別) 3営業日 契約書データ

※納品させて頂く契約書データはお客様が編集可能なWordファイルとなります
 
 
 
【出版契約書の修正・チェック】
  料金 納期目安 成果物
契約書等チェック
修正対応
1ページにつきおよそ5,000円(税別) 2営業日程度
リーガルチェック対応後の契約書データ

※納品させて頂く契約書データはお客様が編集可能なWordファイルとなります
 
 
 
【出版契約書の雛形提供】
  料金. 納期目安.
契約書等雛型提供 8,000円(税別). 翌営業日

※雛形提供をご希望の方は、お問い合わせフォームを通じて、お問い合わせ内容にご希望の契約書雛形名をご記載の上で当事務所までご連絡願います。
※カスタマイズをご要望される場合は、作業分量に応じて別途費用が掛かります。
※お客様より特にご指定がない場合はWordファイルで提供致します。
 (PDF、テキスト、書面等による提供はご要望に応じて対応致します)
 
 
 
<補足>
出版契約の事案や難易度により料金が増減したり納期にお時間を頂く場合がございます。そのため、ご依頼頂く前に、お客様からヒヤリング等を行った上で御見積書をご提示致します。
 
 
 
出版契約書ご依頼の流れ(遷移先ページ下部)
 
 
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出版契約書について、ご相談等がございましたら、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。
 

 
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藤枝秀幸

藤枝知財法務事務所
代表:藤枝秀幸(弁理士・行政書士)
 
2009年に当事務所を設立し、著作権等の知的財産権の専門家として、主にIT系、エンタメ・芸能・コンテンツ系のクライアント様やクリエイター様等から多数の契約書作成・リーガルチェック業務のご依頼を頂いております。
また、補助金を活用した特許・商標・意匠登録対応も得意としており、契約×知財×補助金の広い視点でお客様をサポートさせて頂いております(2024年時点で事務所設立15年)。
 

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・日本経済新聞 電子版
2011年5月30日、2011年5月31日
「開発費不要をうたうIT企業の思惑」「新事業モデル支える二つの契約形態」取材協力等
 
 
・日経コンピュータ2011年4月28日号
レベニューシェア契約に関する取材協力等


 
・2024年9月27日 All About『無料・フリー画像の落とし穴!?自治体や学校でイラストの無断使用による損害賠償が増えている理由』執筆
他、週刊ポスト、FRIDAY、クローズアップ現代(NHK)等様々な媒体で契約書や知的財産権に関して取材協力をさせて頂いております(詳細はこちら)。